赤ちゃんがミルクを飲み込んで窒息してしまったらどうすればいい?

赤ちゃんがミルクを飲み込んで窒息してしまったらどうすればいい?

赤ちゃんは1歳になるとミルクを飲み込んで窒息しやすくなります。このとき、無意識のうちに赤ちゃんを肩に預けるお母さんもいますが、ミルクが気管に入りやすいため、これも赤ちゃんにとって危険です。では、赤ちゃんがミルクを飲み込んで窒息してしまったらどうすればいいのでしょうか。

1. 体位ドレナージ。窒息が軽度の場合(赤ちゃんは咳をしますが、顔が紫色になっていません)、赤ちゃんの顔を横に向け、空いている手のひらで赤ちゃんの背中を軽くたたいてください。赤ちゃんがひどく窒息した場合(顔が紫色になる)、赤ちゃんを大人の膝の上にうつ伏せに寝かせ、上半身を45~60度前に傾け、背中を4~5回たたいて、気管からミルクを排出できるようにします。

2. 口の中の異物を取り除くには、ガーゼを指に巻き(緊急時にはハンカチやウェットティッシュなどでも可)、赤ちゃんの口の中に入れ、中のミルクを取り除くと、吸入時に再びミルクを気管に吸い込むのを防ぐことができます。

3. 赤ちゃんの泣き声と顔色を観察します。赤ちゃんが泣いておらず、顔色が紫色の場合は、状況が非常に危険であることを示しています。120 番に電話をかけて助けを求める際には、赤ちゃんに予備的な心肺蘇生法も行う必要があります。

赤ちゃんがミルクで窒息するのを防ぐために、授乳中は次のことに注意する必要があります。

1. 授乳姿勢は「3密」である必要があります。つまり、赤ちゃんの口と下顎が母親の乳房に近く、母親と子供の胸が互いに近く、腹部が互いに近い必要があります。

2. 授乳のスピードと量に注意してください。母親の母乳の量が多い場合は、乳房または乳首を指でつまんで授乳のスピードをコントロールできます。赤ちゃんは一度に約20分間授乳する必要があり、30分を超えないようにするのが最善です。

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